英語新設科目の妥当性の検証と履修状況の調査

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  • Verification of survey results: New English subjects and enrollment
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了德寺大学では2022年度から適用される新カリキュラムの検討の結果,英語科目に英会話とベーシック・イングリッシュを新設することを2020年度に決定した.この新科目の設置の妥当性を2021年度の入学生を対象に調査を行い検証したところ,どちらの科目も妥当であることが示唆された.しかし実際にこのカリキュラムで履修する2022年度の入学生に調査を行ったところ,ベーシック・イングリッシュは150人の学生が実際に履修したが,英会話は9人しか履修しなかった.調査では英語のスピーキング力を伸ばしたいと回答した学生が最も多かったのにもかかわらず,英語を話す力に自信がないことを理由として履修を避けた学生が多かった.そのため,学生の力に合わせて授業を進めることを周知し,学生の不安を取り除くことが必要である.また,ベーシック・イングリッシュは多くの学生が履修したが,1クラスの人数が多すぎてきめ細かな指導が難しくなっているため,次年度以降はクラス数を増やすことを検討している.

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