チューリッヒ市における組合所有住宅開発に関する基礎的研究

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書誌事項

タイトル別名
  • Mainstreaming non-profit housing by cooperatives
  • a case study of the city of Zurich

説明

本論は,日本において「コーポラティブ住宅」と混同されることも多い「cooperative housing(組合所有住宅)」に関して,近年,ヨーロッパにおいて最も先進都市とされるチューリッヒ市の「ゲノッセンシャフト(genoccenshaft)」に着目し,その概況を報告するものである。具体的には,cooperative housing の定義を確認した上で,チューリッヒ市における組合所有住宅の歴史,開発状況,計画内容,代表事例に関する調査を行った。非営利目的で行われる組合所有住宅が既に総住戸数の2割を占めながら,今後も増加させるべく強力な支援施策をとるチューリッヒ市の事例から,我が国の住宅政策のあり方を再考する議論が展開されれば幸いである。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390859392520505856
  • DOI
    10.20803/jusokenronbunjisen.49.0_203
  • ISSN
    24338028
    2433801X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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