新規鼻内パッキング資材「プラスモイスト HS-W<sup>®</sup>」の開発と使用経験

DOI Web Site 参考文献10件
  • 若杉 亮
    新潟大学大学院医歯学総合研究科耳鼻咽喉科・頭頸部外科学分野 立川綜合病院 耳鼻咽喉科
  • 佐々木 崇暢
    新潟大学大学院医歯学総合研究科耳鼻咽喉科・頭頸部外科学分野
  • 鎌田 悠志
    立川綜合病院 耳鼻咽喉科
  • 新堀 香織
    立川綜合病院 耳鼻咽喉科
  • 高橋 奈央
    長岡赤十字病院 耳鼻咽喉科
  • 松山 洋
    新潟市民病院 耳鼻いんこう科
  • 堀井 新
    新潟大学大学院医歯学総合研究科耳鼻咽喉科・頭頸部外科学分野

書誌事項

タイトル別名
  • Development and Using Experience of the New Calcium Alginate Material, Plus Moist HS-W<sup>®</sup>,for Nasal Packing after Endoscopic Sinus Surgery

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説明

<p>　内視鏡下副鼻腔手術後の鼻内パッキング資材には, 止血効果, 湿潤効果, 抜去の容易さなどが求められる. これらの条件を満たす資材として本邦ではソーブサン® が頻用されてきたが, 2020年に販売停止となった. われわれは (株) 瑞光メディカルに代替材の開発を要請し, 2022年2月7日にプラスモイスト HS-W® が販売開始となった. 同製品は止血に優れ, 鼻内を湿潤に保ち上皮化も良好であった. ゲル化も良く鼻洗浄や吸引で容易に抜去でき患者苦痛度も低かった. ソーブサン® に比べ, 繊維としてはやや硬いが, 現時点では, 術後鼻内パッキング資材として満足できる製品と考えられたため, 使用例を提示して製品を紹介する.</p>

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参考文献 (10)*注記

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