SDGs 教育・ESD における大学生の ChatGPT を用いた主体的 な学習方法に関する基礎的研究

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タイトル別名
  • Basic Research on Proactive Learning Methods Using ChatGPT for University Students in SDGs Education and ESD

抄録

金沢工業大学では,若者による SDGs(Sustainable Development Goals(持 続可能な開発目標)の達成に貢献するアクションを生み出すため SDGs に関するカリ キュラムを提供している.このカリキュラムのうち,3 年次前学期の科目である「SDGs 基礎」において,生成系 AI の一つである ChatGPT を用いた学習を組みこむことで, 領域横断かつ地球規模な視点が必要となる SDGs 教育・ESD を効果的に進めていく ことを目指した.本研究では,SDGs 教育・ESD において,大学生がどのように ChatGPT を用いることが効果的な学習につながるのかを明らかにすることを目的とする.結果 として,ChatGPT について使い方を学ぶことで学習に有用だという認識は広がる一 方で,グループワークでは主体的に ChatGPT を用いるものの,個人課題では主体的 に ChatGPT を用いる学生が半数に留まることが明らかとなった.また,ChatGPT を 学習に組み込むことは,学習の質を高める場合と下げる場合の双方に影響を及ぼす可 能性があることが明らかとなった.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390860409853614848
  • DOI
    10.51097/bsir.4.6_1
  • ISSN
    24368377
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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