焦電結晶を用いた密封系小型高電場発生ユニットの製作と電場触媒反応への応用に向けた試み

  • 山岡 理恵
    徳島大学大学院総合科学教育部地域科学専攻
  • 坂上 知里
    徳島大学総合科学部総合理数学科
  • 馬木 良輔
    徳島大学総合科学部総合理数学科
  • 山本 孝
    徳島大学大学院総合科学教育部地域科学専攻 徳島大学総合科学部総合理数学科 徳島大学大学院ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部

書誌事項

タイトル別名
  • Pilot Study of Devises for Chemical Reactions with High Electric Field of Pyroelectric Crystal
  • ショウデンケッショウ オ モチイタ ミップウケイ コガタ コウデンバ ハッセイ ユニット ノ セイサク ト デンバ ショクバイ ハンノウ エ ノ オウヨウ ニ ムケタ ココロミ

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説明

<p>タンタル酸リチウム単結晶の温度変化に伴って形成する高電場を電場触媒反応に応用することを目標とし,反応基質を導入可能な密封系小型高電場発生ユニットを製作した.z軸長に対するz面の面積が異なる二種類の単結晶を用いてX線発生実験を行ったところ,単位z軸長あたりの生成した電場は薄片型結晶の方が大きかった.単結晶表面に白金箔を添加した状態でも,白金箔の特性X線が最高エネルギー22 keVの白色X線に重なって観測された.製作した密封空間のガス放出挙動を質量分析計で測定した.</p>

収録刊行物

  • X線分析の進歩

    X線分析の進歩 44 (0), 261-267, 2013-03-31

    公益社団法人 日本分析化学会 X線分析研究懇談会

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