完全閉塞した放水路函体内土砂のフラッシュ放流による排出実験

  • 宇多 高明
    (一財)土木研究センターなぎさ総合研究所 日本大学理工学部海洋建築工学科
  • 五十嵐 竜行
    (一財)土木研究センター河川・海岸研究部
  • 居波 智也
    東海大学海洋学部臨海実験場

書誌事項

タイトル別名
  • FIELD TEST OF DISCHARGING SAND FROM INSIDE A FULLY CLOSED CONDUIT OF A FLOODWAY BY FLUSHING

抄録

<p> 沼川第二放水路では,2022年4月15日,台風1号に伴う長周期波の作用により1号水路が完全閉塞状態となった.本研究では,完全閉塞した函体内堆砂のフラッシュ放流による除去を現地実験により調べた.2023年1月24日,1号水路の函体内を埋めた土砂を吐口から約30m区間で除去し,貯水槽水位をT.P.+4.41mまで高めて放水実験を行った.この結果,函体を通じた放流が可能となった.その際,UAVによる海浜測量を行うとともに,貯水槽と函体出口で水位変化を測定してフラッシュ放流の効果について調べた.</p>

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参考文献 (3)*注記

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