デジタル作業指示媒体の違いにおける作業習熟と作業負担の研究
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- 山田 裕昭
- 愛知工業大学
書誌事項
- タイトル別名
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- Study of Work-Learning and Work-Load Based on Differences in Digital Work Instruction Media
- -Comparison of Wearable Glasses, Displays, and Projectors-
- -ウェアラブルメガネ,ディスプレイ,プロジェクタの比較-
抄録
<p>近年,デジタルトランスフォーメーションによる組織変革の必要性が叫ばれているが,その取り組みには産業や企業規模によって格差がみられる.特に,中小企業では従来から情報通信技術の導入が遅れているといわれており,最新の情報化へ一足飛びに対応できるとは考えづらい.そこで本論では,人手作業における製造ラインでの作業指示を対象に,3 つの情報通信技術媒体を,知的作業の1 つである記憶操作作業に利用する実験を行った.そして,作業習熟の評価手法である達成度手法による解析を通じて,作業時間とそのばらつきの傾向,および作業負担を検証した.その結果,プロジェクタが作業時間の減少傾向を示し,そのばらつきや目の負担が少ない媒体であることが分かった.</p>
収録刊行物
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- 生産管理
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生産管理 28 (2), 25-35, 2021
一般社団法人 日本生産管理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390861383235440512
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- ISSN
- 21866120
- 1341528X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可