HbA1c/LA1c+比は異常ヘモグロビンHb A2-Niigataのスクリーニング検査に有用である
書誌事項
- タイトル別名
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- Utility of LA1c+ for Screening <i>δ</i>-chain Variant Hemoglobin, Hb A2-Niigata
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抄録
<p>我々はHPLC法で測定したHbA1cの偽高値を契機にδ鎖異常ヘモグロビンのHb A2-Niigataの複数例を報告した.今回,Hb A2-Niigata 5例のHbA1cおよびLA1c+をHPLC法で測定し,対照の非糖尿病例,糖尿病例の各50例と比較した.Hb A2-NiigataのHbA1cは非糖尿病例に比し有意に高値であったが,糖尿病例とは有意差を認めなかった.一方,彼らのLA1c+は非糖尿病例と有意差を認めず,糖尿病例に比し有意に低値を示した.彼らのHbA1c/LA1c+比は非糖尿病例および糖尿病例に比し有意に高値を示した.HbA1c/LA1c+比のカットオフ値を3にすると,高感度,高特異度でHb A2-Niigataの診断が可能であった.HbA1cの偽高値が疑われる例に対して,HbA1c/LA1c+比はHb A2-Niigataの一次のスクリーニング検査として有用である.</p>
収録刊行物
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- 糖尿病
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糖尿病 66 (12), 815-819, 2023-12-30
一般社団法人 日本糖尿病学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390861618042344448
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- ISSN
- 1881588X
- 0021437X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可