新型コロナウイルス感染症影響下における理学介護学生の主観的幸福度の関連要因
書誌事項
- タイトル別名
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- The related factors of self-rated well-being during the COVID-19 pandemic for medical welfare students
抄録
<p>目的:本研究は,新型コロナウイルス感染症(COVID-19)影響下における理学介護学生の主観的幸福度と各質問との関連を調査した。方法:学生95名を対象とした。調査時期は2020年9月から11月であった。自記式質問紙にて性別,年齢,身長,体重,主観的幸福度,友達と遊ぶ回数,恋人・配偶者の有無,趣味の有無,家族との食事の有無,相談相手の有無,夢・目標の有無,小遣いの金額,自由時間の有無,褒められたか・怒られたか,笑わなかった日の有無,ストレス感じやすさの有無,ストレス発散法の有無について調査した。結果:年齢,性別,BMIを調整した重回帰分析の結果,主観的幸福度に影響している要因は,相談相手がいること,充分な自由時間を有すること,月1回以上家族と食事をとること,ストレスを感じやすいことであった。結論:医療福祉職を目指す学生にとって,人との関わりや自由な時間が幸福度に影響を与えていたことは,理学療法教育において考慮すべき点であると考える。</p>
収録刊行物
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- 理学療法教育
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理学療法教育 4 (1), 1_31-1_37, 2024-04-01
一般社団法人 日本理学療法教育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390862654957424128
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- ISSN
- 24368008
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可