P2Mを用いた看護基礎教育における指導法開発

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タイトル別名
  • Development of Teaching Methods in Basic Nursing Education Using P2M
  • Effective Pre / Post Exercises for Integrated Practices
  • 統合実習前後の効果的な演習

抄録

新人看護師は、就職すると複数の患者を同時に受け持ち、患者の状態観察や患者の訴えに対応しながら優先順位を判断し、多重課題を解決するための能力が求められる。しかし、看護基礎教育においては、複数の患者を受け持つ実習は最高学年での統合実習のみである。統合実習を効果的に取り組むための実習前演習(事前指導)や実習後の効果的な振り返り(事後指導)は各教育機関ならびに各担当看護教員の裁量に委ねられている場合が多い。この問題を解決するために、P2Mの統合マネジメントを活用して事前・事後指導で活用するシミュレーション方法を開発し、実践・評価した。本論文では、これらの活動の内容を具体的に示し、今回の事例にP2Mの統合マネジメントがどのように役だったのかを述べる。

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