浸水からの鉄道車両事前避難に関する決定木分析
書誌事項
- タイトル別名
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- Decision Tree Analysis on Railway Vehicle Pre-evacuation from Flood Risk
抄録
<p>2019(令和元)年台風19号時に,東北新幹線那須電車留置線では車両の事前避難が実施されたが,北陸新幹線長野車両基地では120両が浸水し廃車された.全国の鉄道事業者はその後,車両避難手順を検討しているが,避難実施の合理的な判断基準は確立されているわけではない.本研究は,早期の運休開始・再開遅れがもたらす費用をも考慮して,社会として合理的な避難実施判断を決定木により表現し,時間経過に伴う決定の推移を分析した.その結果,社会的には被災確率のかなり小さい洪水でも事前避難を実施すべきこと,鉄道事業者,利用者の利得によれば避難行動はとられにくいこと,判断の遅れが選択の幅を狭めることが判明した.</p>
収録刊行物
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- 運輸政策研究
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運輸政策研究 26 (0), 6-14, 2024-02-29
一般財団法人 運輸総合研究所
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390862964499690752
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- ISSN
- 24337366
- 13443348
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可