在宅医療におけるバルプロ酸ナトリウム,レベチラセタム,ジゴキシンのトラフ採血以外を用いたTDMの検討

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  • TDM for sodium valproate, levetiracetam, and digoxin in home medical care using methods other than trough blood sampling

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<p>Therapeutic drug monitoring(TDM)は治療域と副作用域が近い薬剤の血中濃度評価に用いられ,服用直前(トラフ)の血中濃度を用いることが一般的である.しかし,在宅医療においてトラフ採血は難しく,薬剤服用後に採血を行う場合もある.そこで今回は,バルプロ酸ナトリウム,レベチラセタム,ジゴキシンを服用した患者のトラフ以外の採血を用い,解析ソフトから算出されたトラフ予測値で血中濃度評価が行えるかどうか検討を行った.</p><p>その結果,薬剤特性,服用後経過時間,採血時間から判断した消失相における採血であれば,トラフ予測値を副作用やコンプライアンスの評価に用いることは有用であると考えられた.</p>

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