産後うつ病を予防するための女性とパートナーへの介入:スコーピングレビュー

書誌事項

タイトル別名
  • Interventions for Preventing Postpartum Depression in Women and Their Partners : A scoping review
  • サンゴ ウツビョウ オ ヨボウ スル タメ ノ ジョセイ ト パートナー エ ノ カイニュウ : スコーピングレビュー

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説明

【目的】産後うつの予防を目的とした、女性とそのパートナーに対する支援の文献検討を行い、産後うつの予防に向けたランダム化比較試験について、支援内容や効果の有無を整理する。 【方法】文献データベースとして、PubMed、医学中央雑誌WEB 版を用い、2023 年5 月に検索を行った。支援内容や効果の有無を整理するために、スコーピングレビューを採用した。 【結果】国外文献11 件が採択された。介入が行われた時期は妊娠期(4 件)、妊娠中から産後にかけて(5 件)、産後(2 件)であった。実施形態はグループセッション、冊子、ビデオ、電話相談、家庭訪問に分けられ、グループセッションを実施した研究が最も多かった。内容は、子どもの特徴と育児方法、カップル間のコミュニケーション、産後の不安・ストレスなどであった。 【結論】複数の形態を組み合わせた介入や、産後の介入が効果的である可能性が示唆された。また、女性だけでなく、パートナーも含めた評価の方法や効果的な支援に関するさらなる研究が必要である。

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