高速道路合流区間における車線変更を伴う異なる運転スタイルを考慮した運転挙動モデルに関する研究

  • 顧 鈺
    九州大学大学院統合新領域学府オートモーティブサイエス専攻
  • 大枝 良直
    九州大学大学院工学研究院
  • 外井 哲志
    九州大学大学院工学研究院

書誌事項

タイトル別名
  • A Study on Driving Behavior Model with Lane Change on the Expressway Merging Area Considering the Driving Style

説明

<p>高速道路合流区間での運転者の合流パターンの選択は、持っている運転スタイルにかかわっていると見られる。さらに、異なる合流パターンは交通流に異なる影響を与えることが指摘されている。そこで、本研究では、NGSIM データベースにおける実測軌跡データを踏まえ、主成分分析及び K-means クラスタリングアルゴリズムを用いて運転スタイル識別モデルを構築し、過激型、普通型及び保守型運転スタイルに対する総合評価係数を算出した。また、二項 logit モデルを基づいて合流車両のギャップ選択プロセスを定量化分析し、的中率、ROC 曲線及び AUC 値によりモデルの妥当性を検証した。最後に、ギャップ選択モデルおよびセル・オートマトンを利用して交通流シミュレーションモデルを構築し、異なる運転スタイルを持つ運転者の割合が交通流への影響を分析した。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390864634468759808
  • DOI
    10.14954/jsteproceeding.44.0_41
  • ISSN
    27583635
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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