医薬品情報取得時の看護学生と看護師の視線と情報媒体に対する印象

  • 立石 礼望
    九州大学大学院医学系学府看護学専攻
  • 松尾 和枝
    九州大学大学院医学研究院保健学部門看護学分野
  • 橋口 暢子
    九州大学大学院医学研究院保健学部門看護学分野

書誌事項

タイトル別名
  • Eye Gaze and Impressions towards Information Media among Nursing Students and Nurses while obtaining pharmaceutical information

説明

本研究は、看護学生と看護師が医薬品添付文書(以下、添付文書)から情報取得する際の情報媒体に対する印象を、視線の特徴とともに明らかにするために、看護学生7名と看護師5名を対象に調査を実施した。印象については半構造化インタビューを行い、視線は視線計測装置を用いて計測した。その結果、学生は記載順に見る傾向があり、看護師は学生に比べて取得時間が短く、警告から見るなど記載順とは異なる順番で見ていた。また、情報媒体に対する印象は、文字の色、字の大きさ・フォント、構成、グラフ、情報量、体裁、その他の7つのカテゴリが抽出された。看護学生と看護師ともに警告を最初に見る傾向があり、文字が小さい、重要と思う情報が強調されていない、情報量が多い、どこに大事なことが書かれているかわからないといった否定的な印象の発言があった。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390865054699162496
  • DOI
    10.24538/jhesp.47.0_205
  • ISSN
    24348007
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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