書誌事項
- タイトル別名
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- Resampling of the I-JAS Data for Contrastive Interlanguage Analysis : Compilation of "I-JAS for CIA"
説明
「多言語母語の日本語学習者横断コーパス(I-JAS)」は、2020年のリリース以降、日本語教育・第二言語習得の研究分野で広く使用されている。しかし、海外の学習者コーパス研究で広く実践されている計量的な中間言語対照分析(contrastive interlanguage analysis:CIA)は、I-JAS 研究ではあまり普及していないようである。この理由の一端は、I-JAS の習熟度データの複雑性と、I-JASのダウンロード版テキストデータの扱いにくさにあると思われる。そこで、筆者は、習熟度を統制したCIAの実現のため、新しい習熟度指標で1,000人の学習者を再分類し、すべてのテキストデータを単一のエクセルシートに集約した「I-JAS for CIA」というデータシートを作成した。本稿は、「I-JAS for CIA」の構築過程とその利用法、また、研究応用の可能性について報告する。
収録刊行物
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- 言語資源ワークショップ発表論文集
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言語資源ワークショップ発表論文集 1 24-46, 2024
国立国語研究所
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390865187705277440
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可