若年青年世代がん患者の情報ニーズに関する文献検討

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タイトル別名
  • Literature Review of Information Needs of Young Adult Patients with Cancer

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説明

目的: 先行研究から若年成年世代がん患者の情報ニーズを明らかにし, ニーズ解決のための看護実践の示唆を得る. 方法: 医学中央雑誌Web 版で「がん」,「情報ニーズ」で抽出した13 件の論文, 及びPubMed で過去5 年間に限定し,「cancer」,「information needs」,「young adult」,「daily life」で抽出した12 件の研究を研究対象とし, 内容を質的に分析した. 結果:対象者は患者が20 件で, 家族のみが5 件であった. 若年成年世代がん患者は妊孕性, 仕事, ボディイメージに関するニーズがあった. また, 家族は治療に関する情報, 患者の苦痛軽減に関するニーズがあった. 若年成年世代がん患者はインターネットを活用し, ニーズを解決する行動を取っていた. 考察:若年成年世代は妊孕性や仕事などライフサイクルに密接に関連した情報ニーズがあり, 患者が治療を継続するためには, 患者・家族の理解度に応じた情報提供が必要である. また, 他職種で情報ニーズを解決するための支援が必要である.

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