3年課程の看護専門学校の新人教員におけるロールモデル
書誌事項
- タイトル別名
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- Transition of “Scale on Role Model Behaviors for the Nursing Faculty” of novice teachers in 3-year nursing schools:Examination of the effectiveness of the training program
- 行動自己評価の変容 : 研修プログラムの有効性に関する検討
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抄録
<p>【目的】看護専門学校の3年課程に勤務する新人教員の継続教育として集合研修を行い, 受講前後での看護学教員ロールモデル行動の変化を明らかにするとともに, 研修プログラムの有効性を検討する. 【方法】A県内の3年課程に勤務する専任教員を対象に集合研修を2回開催した. その前後で看護学教員ロールモデル行動の自己評価を実施し, 経験年数別に分析した. 【結果】ロールモデル行動自己評価得点は, 新人教員が最も低く, 経験年数の増加に伴い高値を示した. また, 新人教員のみ研修受講後の得点は有意に改善し, 全ての下位尺度で1回受講者より2回受講者の得点が上昇した. 【結論】研修受講後, 特に新人教員においては看護学教員ロールモデル行動の質の向上がみられた. よって, 本研修は新人教員に有効であったといえる. また, 研修後の職場内での実務訓練による成長も推測され, 今後研修と実務の継続的な実施・評価の必要性が示唆された.</p>
収録刊行物
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- リハビリテーション連携科学
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リハビリテーション連携科学 21 (1), 70-80, 2020-06-30
日本リハビリテーション連携科学学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1391130851447756672
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- NII論文ID
- 130007948940
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- ISSN
- 24357111
- 18807348
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可