書誌事項
- タイトル別名
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- Valuing ecosystem services from Lake Kasumigaura using a discrete choice experiment.
- センタクガタ ジッケン オ モチイタ カスミガウラ ノ セイタイケイ サービス ノ ケイザイ カチ ヒョウカ
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抄録
<p>本研究では,全国の一般市民及び霞ヶ浦流域の住民を対象にウェブアンケート調査を実施し,霞ヶ浦が有する生態系サービスについて,選択型実験(コンジョイント分析)を用いて経済価値評価を実施した.選択型実験では,漁獲量(供給サービス)・湖岸植生帯(調整サービス)・希少種(基盤サービス)及び水質(文化的サービス)の 4 つの属性からなる選択セットを提示し,望ましい案を選択してもらうようにした.調査の結果から,生態系サービスが劣化した状態,現状及び 2040 年の将来の値(良好な状態)の水準の値を設定し,値の変化に対する支払意思額(WTP)を求め,これに人口を乗じて生態系サービスの経済価値を求めた.霞ヶ浦の生態系サービスに対する経済価値は,現状は全国では 1 兆 302 億円,県では 253 億円,流域では 70 億円, 2040 年の将来(望ましい状態への改善)の場合は,全国では,1 兆 4,264 億円,県では 324 億円,流域では 89 億円という結果となった.</p>
収録刊行物
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- 応用生態工学
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応用生態工学 23 (1), 235-243, 2020-09-28
応用生態工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1391412326421308672
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- NII論文ID
- 130007947558
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- NII書誌ID
- AA11528360
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- ISSN
- 18825974
- 13443755
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- NDL書誌ID
- 030732134
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可