長崎県対馬市におけるネコ適正飼養の取り組みについての一考察
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- 本田 裕子
- 大正大学社会共生学部公共政策学科
書誌事項
- タイトル別名
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- A Study on Efforts to Properly Keep Cats in Tsushima, Nagasaki, Japan
説明
<p>ツシマヤマネコの減少原因の一つにノラネコからの感染症があり,対馬市ではネコの適正飼養の取り組みが進められている。本研究では,市全域を対象にしたアンケート調査を実施し,ネコの適正飼養についての現状・意識の把握と今後の取り組みを推進していく上での課題を検討した。 まずは「ネコ適正飼養条例」の認知度が高くないことがあり,今後広報の工夫が必要である。次に,今後のノラネコ対策として,現状のノラネコ不妊化事業を支持する意見が多かった。しかし,対策が必要な理由としては「生活環境を守るため」や「ノラネコが増えすぎないため」が多く,本来の目的である「ツシマヤマネコを感染症から守る」を改めて周知していく必要がある。</p>
収録刊行物
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- 環境情報科学論文集
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環境情報科学論文集 ceis34 (0), 91-96, 2020-12-07
一般社団法人 環境情報科学センター
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1391412326426860928
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- NII論文ID
- 130007951660
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可