韓半島東海岸ボンポ湿原における過去7700年間の古環境変動
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- 鹿島 薫
- 九州大
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- Nahm Woo-Hyun
- 韓国地質資源研究院
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- Han Min
- 韓国地質資源研究院
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- Kim Buhm-Soon
- 韓国科学技術院
書誌事項
- タイトル別名
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- Paleo-environmental histories during these 7700 years at the Bong-po Marsh, a coastal peatland, along the East Coast of Korean Peninsula
説明
<p>ボンポ湿原は、韓半島島海岸に分布する海岸泥炭地である。そこでは、高層湿原が分布していた。5mの不攪乱コア試料を湿原中央部で採取し、18層準で炭素14年代測定を行い、238層準で珪藻化石および黄金色藻休眠胞子による古環境復元を行った。8.2ka以降の海水準上昇に伴い、7700年前にラグーンが形成された。しかし、砂州の発達に伴い海水流入が中断し、7200年前から淡水-汽水沼沢(低層湿原)が形成された。その後4200年前から、高層湿原となった。これらの湿原-泥炭堆積物中に5回の暴風堆積物が挟まれていた。</p>
収録刊行物
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- 日本地理学会発表要旨集
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日本地理学会発表要旨集 2020a (0), 35-, 2020
公益社団法人 日本地理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1391975276380511360
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- NII論文ID
- 130007949266
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可