再発Wilms腫瘍2例に対する大量化学療法

書誌事項

タイトル別名
  • High dose chemotherapy for two children with relapsed Wilms' tumor

この論文をさがす

抄録

再発Wilms腫瘍の2症例に対してthio-TEPA,L-PAMによる大量化学療法を施行した.症例1は初回治療終了後2か月後に肺・縦隔リンパ節転移で再発した症例,症例2は治療中に局所及び肺転移再発をきたした症例であった.症例1では残存するリンパ節に放射線療法を追加し再発後4年1か月の現在も無病生存中であり,症例2では大量化学療法により転移巣の著明な縮小を認め,大量化学療法の有効性が示唆された.

収録刊行物

参考文献 (9)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ