ヒトEmbryonal Carcinoma細胞モデルを用いた分化誘導療法に関する基礎的研究
書誌事項
- タイトル別名
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- Fundamental Studies on Differentiation Inducers Using a Human Embryonal Carcinoma Model
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抄録
多分化能を有するヒトEmbryonal Carcinoma (EC) 培養細胞株NEC14は, in vitroで調べた5種類の分化誘導物質の中で, N, N'-hexamethylene bisacetamide (HMBA) 10^<-2>Mで最も強力に分化が誘導された。HMBA 3日間の処理で, ほぼ100%の細胞に形態的分化が誘導され, 分化細胞は増殖を停止し, ヌードマウスへ移植できなくなった。また種々の分化形質が発現した。一方in vivoで腹腔に移植された腫瘍は, HMBA (10 mg, 週2回) の腹腔内投与で増殖が抑制された。以上の結果から, ヒトEC細胞は分化誘導療法の良いモデルになると考えられる。
収録刊行物
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- 日本産科婦人科學會雜誌
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日本産科婦人科學會雜誌 43 (10), 1303-1309, 1991-10-01
日本産科婦人科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1543950420055401216
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- NII論文ID
- 110002106199
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- NII書誌ID
- AN00190060
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- NDL-Digital
- CiNii Articles