カップリングシュガー使用スポンジケーキの性状に及ぼすバッター調製条件の検討
-
- 大出,京子
- 尚絅女学院短期大学
書誌事項
- タイトル別名
-
- Investigation of Batter Whipping Condition on the Sponge Cake Quality by using Coupling Sugar
この論文をさがす
抄録
C-Sugarを用いてスポンジケーキを調製する場合、手法別、バッターの攪拌速度および攪拌時間、バッター放置時間等による影響を、性状、テクスチャー、色調、官能検査より検討し次の結果を得た。1.別立て法の場合、バッター攪拌速度増加に伴い、バッター比重は低下し、ケーキの比容積は増加した。ケーキの弾力性、咀しゃく性は低下し、形の整った成績良好のケーキとなった。2.共立て法の場合、9~13分攪拌のケーキが成績良好であった。C-Sugarを使用することにより、蔗糖使用ケーキより攪拌時間を短縮することが可能である。3.バッター放置に及ぼすC-Sugarの影響については、長時間の放置によりバッター比重は大きくなりケーキ比容積は減少した。ケーキのテクスチャーはバッター放置15分以降漸次低下した。
収録刊行物
-
- 調理科学
-
調理科学 27 (3), 176-182, 1994-08-20
調理科学研究会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1544231895063418240
-
- NII論文ID
- 110001172055
-
- NII書誌ID
- AN00382866
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- NDL-Digital
- CiNii Articles