周波数逓倍法を用いたアレーアンテナの小形化に関する研究

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タイトル別名
  • Studies on miniaturization of array antenna using a frequency multiplier

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説明

信号の周波数を逓倍すると信号間の位相差も逓倍される。この原理を受信用アレーアンテナに応用すればアンテナ素子の間隔を縮小でき、短波帯でのアレーアンテナの小形化に有効である。本報告では、周波数逓倍回路にPLL(Phase Locked Loop)を用いた2素子及び4素子アレーアンテナが、それぞれ9.6%、6.4%にまで小形化でき、周波数変動に対してその指向性の変化は少ないことを示す。また、相互結合を考慮した指向性の計算値は、無限導体板上に置かれたモノポールアレーについて起電力法及びモーメント法を用いて行い、測定値とほぼ一致した。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1570009752522119040
  • NII論文ID
    110003248786
  • NII書誌ID
    AN10060764
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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