周波数逓倍法を用いたアレーアンテナの小形化に関する研究
書誌事項
- タイトル別名
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- Studies on miniaturization of array antenna using a frequency multiplier
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説明
信号の周波数を逓倍すると信号間の位相差も逓倍される。この原理を受信用アレーアンテナに応用すればアンテナ素子の間隔を縮小でき、短波帯でのアレーアンテナの小形化に有効である。本報告では、周波数逓倍回路にPLL(Phase Locked Loop)を用いた2素子及び4素子アレーアンテナが、それぞれ9.6%、6.4%にまで小形化でき、周波数変動に対してその指向性の変化は少ないことを示す。また、相互結合を考慮した指向性の計算値は、無限導体板上に置かれたモノポールアレーについて起電力法及びモーメント法を用いて行い、測定値とほぼ一致した。
収録刊行物
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- 電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播
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電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播 94 (396), 23-28, 1994-12-15
一般社団法人電子情報通信学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1570009752522119040
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- NII論文ID
- 110003248786
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- NII書誌ID
- AN10060764
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles