バイオモデルを使った新しいプログラミングパラダイムとプロトタイプ
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- 池田 秀人
- 広島大学総合情報処理センター
書誌事項
- タイトル別名
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- A New Programming Paradym based on BioModel and A Prototype System
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説明
バイオモデルは,生物の構造と機能を模倣したシステムモデルである.このモデルでは,システムは,細胞の構造を持った集まりとして規定され,各細胞には,RNAに対応するいくつかの機能が埋め込まれる.この機能の中には,情報獲得機能,情報記憶機能,情報変換機能,情報伝達機能等がある.システムがこれらの機能を発揮するのは,外部または他の細胞から刺激が伝わった時である.このモデルを情報システムのアプリケーションプログラム開発に応用したプロトタイプシステムでは,いくつかのページからなる本,各ページをスプレッドシートのようなセルの集まりとし,機能をセルに張り込むシートとして実現することで,柔軟性のあるOAソフトが実現できた.また,このシステムの基本的構造の中で,マルチメディアシステム,分散システムにも柔軟に対応できることを示す.
収録刊行物
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- 情報処理学会研究報告. データベース・システム研究会報告
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情報処理学会研究報告. データベース・システム研究会報告 93 (65), 89-96, 1993-07-21
一般社団法人情報処理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1570291227269233664
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- NII論文ID
- 110002930717
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- NII書誌ID
- AN10112482
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles