海馬錐体ニューロンダイナミクスのシミュレーション
書誌事項
- タイトル別名
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- Simulation Study on Dynamics of Hippocampal CA1 Pyramidal Neuron
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説明
樹状突起には膜電位依存性のイオンチャネルが分布し、能動的な性質を有することが最近の生理実験により明らかにされてきている。ここではそのニューロン情報処理における役割を知るために、コンパートメントモデルを用いてシミュレーション実験を行なった。その結果、(1)抑制性シナプス入力はその強度と投射位置によって活動電位の最初に生じる位置とその伝導範囲を修飾することが示された。(2)Ca^<2+>電流およびCa^<2+>依存性K^+電流を考慮することで活動電位振幅の減衰特性が再現されることがわかった。
収録刊行物
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- 電子情報通信学会技術研究報告. MBE, MEとバイオサイバネティックス
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電子情報通信学会技術研究報告. MBE, MEとバイオサイバネティックス 95 (356), 51-58, 1995-11-16
一般社団法人電子情報通信学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1570572702453547776
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- NII論文ID
- 110003287028
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- NII書誌ID
- AN1001320X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles