書誌事項
- タイトル別名
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- Theoretical Analysis of Throughput Performance for Wireless LAN System
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説明
次世代無線LANシステムの目的のひとつは、高速なデータ伝送の実現である。システムに与えられている周波数帯域は限られているため、マルチセルによる無線LANシステムの運用を考えた場合には、同一チャネルを用いる周辺セルからの干渉波の影響によるスループットの低下が予想される。本論文においては、無線LANシステムのマルチセル環境におけるスループットの理論式を導出し、IEEE802.11において標準化が進められているOFDM方式のパラメータを用いてスループットを評価した。その結果、マルチセル環境におけるOFDM方式の最大スループットは、距離減衰指数を2.5と仮定すると、キャリア検出の閾値が-70dBmにおいて8.5Mbps程度となることが示された。
収録刊行物
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- 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム
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電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム 98 (358), 67-72, 1998-10-22
一般社団法人電子情報通信学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1571135652443013504
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- NII論文ID
- 110003305157
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- NII書誌ID
- AN10060822
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles