書誌事項
- タイトル別名
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- Model of the Visual System Based on Non-uniformity of the Retina and the Cortex
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説明
視覚系における受容野の不均一性を考慮した注視点移動モデルとして,青西らが提案したモデルがあるが,本研究ではこれを拡張した.青西らのモデルは白地に黒の線画のみを扱うものであった.そのため,コントラスト検出層である神経節細胞は,オフ中心型の受容野を持つものだけが取り入れられていた.本研究では,実画像にも対応できるようにするため,オン中心型の受容野をもつ神経節細胞もとりいれた.また,実画像の特徴抽出をうまく行なうために,特徴抽出機構にいくつかの改良を加えた.その結果,人の顔の実画像を入力した時でも,エッジや折点などの情報密度の高いところに注視点を移動させることかできた.
収録刊行物
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- 電子情報通信学会技術研究報告. NC, ニューロコンピューティング
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電子情報通信学会技術研究報告. NC, ニューロコンピューティング 96 (117), 61-68, 1996-06-21
一般社団法人電子情報通信学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1571135652470010752
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- NII論文ID
- 110003232961
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- NII書誌ID
- AN10091178
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles