パモ酸ヒドロキシジンによるAcute Generalized Exanthematous Pustulosisの1例

書誌事項

タイトル別名
  • A Case of Acute Generalized Exanthematous Pustulosis due to Hydroxyzine Pamoate

説明

37歳,男性。パモ酸ヒドロキシジン(アタラックス®P)の内服後に,38℃台の発熱と全身の小膿疱を伴うび慢性の紅斑が出現した。血液検査では白血球19,800/μl,CRP9.0mg/dlと上昇していた。組織所見では角層下膿疱,真皮上層の好中球,リンパ球,好酸球浸潤を認めた。アタラックス®Pを用いたパッチテスト,皮内テストは陽性,DLSTは陰性であった。また,アタラックス®Pの内服により,全身の紅斑が誘発された。以上より,アタラックス®PによるAcute generalized exanthematous pustulosis(AGEP)と診断した。

収録刊行物

  • 皮膚の科学

    皮膚の科学 4 (1), 26-30, 2005

    日本皮膚科学会大阪地方会・日本皮膚科学会京滋地方会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1571135652949317120
  • NII論文ID
    130006893637
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

問題の指摘

ページトップへ