岐阜県(建築ガイド)

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抄録

岐阜県はもともと美濃と飛騨から成るもので,自ずと風土・文化を反映してその建築も異なるといえる。とくに前者は関東・関西の境として交通要衝の地として早くから開けたのに対し,後者は山間のため政治・経済の面で一歩離れた地であり,昭和の高山線開通で大きく南の美濃と結び付いたのである。建築物も,従って美濃は戦災・災害で失うものも多く,飛騨は元来少ないにもかかわらず,意外と残っている。

収録刊行物

  • 建築雑誌

    建築雑誌 (1236), 126-131, 1985-08

    日本建築学会

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