書誌事項
- タイトル別名
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- EMI measurements using a biconical antenna
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説明
30-300MHz帯のEMI測定に広く使用されているバイコニカルアンテナについて、その指向性及びアンテナ係数の地上高依存性等の諸特性を解析した。またバイコニカルアンテナとEMI測定の基準アンテナである半波長共振ダイポールアンテナのアンテナ係数の地上高依存性の違いによるEMI測定値の差異について、定量的に評価した。その結果、バイコニカルアンテナのアンテナ係数の地上高変化は、半波長共振ダイポールアンテナに比べて50MHz以下の周波数帯では小さく、300MHz近傍では逆に大きくなることがわかった。さらに、EMI測定値については、50MHz以下の周波数帯では、バイコニカルアンテナを用いる場合の方が概ね測定値が低くなることがわかった。なお、アンテナ係数は自由空間値を用いた方が良いこともわかった。
収録刊行物
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- 電子情報通信学会技術研究報告. EMCJ, 環境電磁工学
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電子情報通信学会技術研究報告. EMCJ, 環境電磁工学 98 (17), 9-16, 1998-04-23
一般社団法人電子情報通信学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1571417127330133888
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- NII論文ID
- 110003190780
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- NII書誌ID
- AN10013108
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles