NAND型フラッシュメモリの多値化の検討
書誌事項
- タイトル別名
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- Design of Multi-Level NAND Flash Memories
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説明
多値フラッシュメモリを実現するためには、メモリセルのしきい値を高精度に制御することが最も重要である。従来のNANDフラッシュメモリではビット毎ベリファイ時のアレイノイズによってしきい値がばらつき、その結果しきい値分布が広がることを示す。そしてアレイノイズを著しく低減でき、かつメモリセルアレイの面積の縮小も可能とする新しいメモリセルアレイ(Double-Level-V_<th> Select Gate Array Architecture)を提案する。アレイノイズは高低抗な拡散層ソース線によって生じる。従来のメモリセルアレイでのしきい値ゆらぎは0.7Vであるのに対し、新しいメモリセルアレイでは0.03Vであり、高信頼性の多値NANDフラッシュメモリを実現することができる。
収録刊行物
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- 電子情報通信学会技術研究報告. SDM, シリコン材料・デバイス
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電子情報通信学会技術研究報告. SDM, シリコン材料・デバイス 95 (380), 53-60, 1995-11-22
一般社団法人電子情報通信学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1571698602396218624
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- NII論文ID
- 110003309696
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- NII書誌ID
- AN10013254
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles