一般化線形モデルを用いた神経細胞発火頻度解析(モデルの検証)

書誌事項

タイトル別名
  • THE ANALYSIS OF FIRING FREQUENCY OF SPIKE DISCHARGES USING A GENERALIZED LINEAR MODEL (MODEL EXAMINATION)

この論文をさがす

説明

神経細胞の発火頻度の時間パターンを解析する際、各時刻の発火数が二項分布しているならば、データの分散が各時刻の発火数の平均値の二次関数に比例し時間的に一定とはならない。したがって、発火頻度の時間パターンをある時系列データのモデルで推定する場合に最小二乗法を使うことは適切ではない。今回我々はサル小脳プルキンエ細胞から得られた電気生理データを用いて神経細胞のスパイク発火数が二項分布に従うことを示し,各時刻の発火数の二項分布を考慮に入れた一般化線形モデルが発火頻度解析に適用できることを確かめた.そして、最小二乗法の適用が不適当な発火頻度が低くスパイク数の少ないデータの解析に最尤推定法と一般化線形モデルが使えることがわかった。

収録刊行物

参考文献 (3)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1571698602422967040
  • NII論文ID
    110003233049
  • NII書誌ID
    AN10091178
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

問題の指摘

ページトップへ