食物栄養学科学生の食イベントヘの参加動機と希望進路との関連性 ~平成24年度女子大学生等を学習者とした「3.1.2弁当箱法」体験セミナーより~

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タイトル別名
  • The Relationship Between Food Nutritional Science Students' Motivation for Participation in the Food Event and Their Choice of Career Options: From the "Lunch Box 3.1.2 Method" Experience Seminar for Women's College Students in the Academic Year 2012 (Heisei 24)

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抄録

栄養教育・指導法の一つである「3.1.2弁当箱法」の体験セミナーを食物栄養学科の学生を対象に行い,アンケート調査にてセミナー継続に関する客観的評価や参加学生の特性等を検討した。結果,セミナー継続に関する評価としては,「3.1.2弁当箱法」の手法のわかりやすさや体験実習の楽しさ等からイベントに対して高い評価が得られ,参加学生の全員が「参加して良かった」と回答した。後輩へも「大いに勧める」が約88%を占め,今後の継続に値する食イベントであると考えられた。また,アンケート結果より参加動機と希望進路に関連性がみられ(p<0.05), 体験セミナーに「自主的に参加」と回答した学生では,「栄養士職または進学を希望」が殆どであった。将来,食の専門職を目指す学生の増加のためには,授業内外で食への関心を高めておくことが重要であるが,食イベントの実施もその一手段になり得ると思われる。

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