TCADを構成するプロセスシミュレータの開発期間短縮手法の提案 : 標準ライブラリの開発とそれを用いた汎用プロセスシミュレータ
書誌事項
- タイトル別名
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- A Minimization Scheme for a period of Process Simulator Development in TCAD : Development of Simulation Standard Libraries and an Application
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説明
微細半導体素子の開発期間の短縮が叫ばれており, TCADに対してソフト開発効率の向上が強く求められている. 我々は, 各シミュレータで共通な部分を可能な限り独立させた標準ライブラリを9つ開発し, ソフト開発効率を向上させる事にした. 本報告では主にその標準ライブラリの中で最も重要な形状・メッシュに関連するライブラリについて述べる. そのライブラリは, 形状・メッシュの表現方法として新たに考案したDouble Winged Edgeデータ構造を用いており, そのデータ構造を操作する関数と, 丸め誤差や桁落ちに対する対策を十分に行った形状認識関数を有している. このライブラリによって形状・メッシュを操作する機能開発が非常に容易になった.
収録刊行物
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- 電子情報通信学会技術研究報告. VLD, VLSI設計技術
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電子情報通信学会技術研究報告. VLD, VLSI設計技術 97 (268), 79-86, 1997-09-25
一般社団法人電子情報通信学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1572261552245876864
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- NII論文ID
- 110003294487
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- NII書誌ID
- AN10013323
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles