SDH装置を用いた時刻同期装置の試作と特性

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タイトル別名
  • Experiment of Time Synchronizing Equipment in SDH network

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説明

SDH装置のDCCを用いた時刻同期装置を4リンク試作し評価を行った。伝送路模擬装置を用いた評価では、雑音成分を取り除かない場合でも、1リンクで±0.3μs、4リンクで±0.36μs程度の時刻同期精度が得られた。網同期装置から出力されるクロックの位相変動や伝送路のジッタを考慮しても、μsオーダの時刻同期網は構築可能と考えられ、送電線保護用キャリヤリレーシステム(CRシステム)を始め、電流差動論理による新しい広域保護システムや系統安定化システムへの適用は十分適用可能である。またさらに、雑音成分の解析結果から、伝送系や時刻同期装置の雑音成分を取り除くことで、時刻同期精度の向上が可能であることがわかった。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1572261552260491776
  • NII論文ID
    110003195851
  • NII書誌ID
    AN10013072
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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