摂動法による比誘電率温度特性評価方法

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タイトル別名
  • Accurate Measurements for Temperature Dependence of Relative Permittivity by the Cavity Perturbation Method

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説明

空洞共振器摂動法により、準マイクロ波帯において棒状試料の比誘電率温度特性を測定する新規評価手法を開発した。摂動原理を満たす自動化システムを構築し、データ処理に面積法と面積比較法、等時間間隔法の改良を加えることにより、本手法は高精度な温度特性評価手法となった。繰り返し評価を行った結果より、本手法における比誘電率温度係数τεの測定誤差は±0.9ppm/℃以下である。さらに、種々のマイクロ波誘電体に対して、両端短絡形誘電体共振器法における測定値と比較することにより、本手法の信頼度を実証した。同一の試料で比誘電率やQ値、温度係数、周波数特性を評価することができる高精度摂動法は今後の積極的な活用が期待できる。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1572261552290877952
  • NII論文ID
    110003189457
  • NII書誌ID
    AN10013185
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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