MPEG-2による医療画像評価

書誌事項

タイトル別名
  • Clinical Considerations in Medical Imagi Compressed by MPEG-2

この論文をさがす

説明

医療におけるリアルタイムで伝送される動画像(内視鏡画像、心エコー、腹部エコー、患者患部の画像)が、どれほどのスピード(ビットレート、伝送速度)ならば臨床診断に耐えられるのかを、MPEG-2圧縮法で臨床医が主観的に評価した。実験は、郵政省電気技術審議会答申諮問第74号[デジタル放送方式に係わる技術的条件]に準拠した伝送方式で行ない、NTSC信号で出力される映像素材を一旦SVHSに取込み記録し、これを原画像とした。記録した原画像を米国CLI社Magnitude MPEG-2で圧縮し、そのレートはデータスピード(伝送速度)で、6.0 Mbps,3.0 Mbps,1.5 Mbpsと可変し、これらを同様にSVHSで記録し評価した。本実験システム[MPEG-2]結果 1. 内視鏡画像 3.0 Mbps以上 2. 心エコー像 1.5 Mbps 3. 腹部エコー像 1.5 Mbps 4. 患者患部 3.0 Mbps以上の伝送速度が必要である。

収録刊行物

被引用文献 (2)*注記

もっと見る

参考文献 (6)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ