インターネット網を用いた音声通信における品質に関する一考察
書誌事項
- タイトル別名
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- A Study of Quality of Voice Communication for using Internet
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説明
電話帯域における音声品質の客観的測定を、ITU-Tで定められたP.861(PSQM)を用いて行った。また、合わせて近年のネットワークの、技術的な進化についての考察を行った。その結果、キャリアクラスのIP網を用いた音声通信(VoIP : Voice over IP)において、既存PSTN網と同等の通話品質を確保するためには、G.711が最適であるとの結論を得た。本報告では、G.711を用いることで、符号化による音声品質の劣化を防ぎ、End to Endの遅延も最大限減少させる事が可能になり、ユーザが望むQoSを提供することが可能になると考えられる。
収録刊行物
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- 電子情報通信学会技術研究報告. CQ, コミュニケーションクオリティ
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電子情報通信学会技術研究報告. CQ, コミュニケーションクオリティ 99 (501), 45-50, 1999-12-14
一般社団法人電子情報通信学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1572824502299973888
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- NII論文ID
- 110003273592
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- NII書誌ID
- AN1054106X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles