ポリ(4-ヒドロキシスチレン)とポリ(2-ビニルピリジン)の溶液における相互作用に関する研究

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溶旅中におけるポリ(4-ヒドロキシスチレン)(PHS)とポリ(2-ビニルピリジン)(P2VP)の分子間相互作用について粘度法,紫外分光法,蛍光分光法を用いて調べた.溶媒にはジメチルホルムアミド(DMF)とメタノールを用い,比較検討した.極限粘度数を測定した結果,メタノール中でPHSとP2VPはインターポリマーコンプレックスを形成し,高分子同士が強く相互作用していることがわかった.紫外吸収スペクトルの測定結果から. DMF中では高分子同士の親和力より,高分子と溶媒との親和力が大きいことがわかった.これらの結果よりPHSとP2VPに対してDMFよりメタノールの方が貧溶媒であると思われたが,蛍光スペクトル測定よりメタノールの方がDMFよりこれらの高分子に対して良溶媒であることがわかった.

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Details 詳細情報について

  • CRID
    1573668926674203136
  • NII Article ID
    110001379460
  • NII Book ID
    AA11198492
  • ISSN
    1343456X
  • Text Lang
    ja
  • Data Source
    • CiNii Articles

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