偏波多重を併用した高密度波長多重伝送実験
書誌事項
- タイトル別名
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- Wavelength Division Multiplexed Optical Signal Transmission Experiments Using IM-DD Technology
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説明
波長多重(WDM)伝送においては、隣接する波長の信号がクロストーク(漏話)を引き起こし、波長間隔が制限される。本報告ではこの分波特性の不完全性に起因して発生するクロストーク(リニアクロストーク)の影響を実験的に評価した。また、隣り合う波長の信号光の偏光方向を直交させてWDM信号を送信し、光フィルタと偏波分離器を併用用して分波を行うことによりリニアクロストークを減少させ、高密度多重を可能とする新多重方式「偏波多重を併用した波長多重伝送」を提案した。さらに、半値全幅0.5nmの光バンドパスフィルタと偏波ビームスプリッタを用いて、波長間隔0.5nmで多重した10Gbit, s4チャネルWDM信号の340km中継伝送実験を行い、本方式の有効性を確認した。
収録刊行物
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- 電子情報通信学会技術研究報告. OCS, 光通信システム
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電子情報通信学会技術研究報告. OCS, 光通信システム 94 (301), 33-38, 1994-10-21
一般社団法人電子情報通信学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1573668927198522112
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- NII論文ID
- 110003285739
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- NII書誌ID
- AN10060797
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles