ポリ(p-フェニレンビニレン)誘導体の合成とその電子光物性

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タイトル別名
  • Synthesis of Poly(p-phenylene vinylene) Derivatives and Their Electronic and Optical Properties

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説明

長い側鎖としてアルコキシビフェニルメソゲン単位を有するポリ(p-フェニレンビニレン)誘導体, poly(2-methoxy, 5-(4-decyloxy-bipheny-4'-(1, 10-dioxydecane))-p-phenylene vinylene), MDBD-PPVを新規に合成し, その電気的光学的性質を調べた。光学顕微鏡観察とX線回折測定から, 液晶分子の配列と層構造をそれぞれ確認した。誘導率は相転移温度で階段状に変化する。液晶相での禁止帯幅は約2.3eVで, 温度降下により単調に減少する。MDBD-PPV主鎖に起因するPLピークが約560nm付近に認められる。液晶性高分子, MDBD-PPVを用いた電界発光素子(EL)を作製し, そのELスペクトルは印加電圧の極性に依存することを見出した。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1573950402210892672
  • NII論文ID
    110003301022
  • NII書誌ID
    AN10013334
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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