OFDM MIMO多重のQRM-MLD信号分離法におけるターボ復号後判定帰還型高精度チャネル推定法(モバイルとホームネットワーク連携, 移動通信ワークショップ)

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タイトル別名
  • Accurate Channel Estimation Method using Decision Feedback Data Symbols after Soft-decision Turbo Decoding in QRM-MLD for OFDM MIMO Multiplexing

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説明

本稿では, QR分解とM-アルゴリズムを用いるシンボルレプリカ候補削減型MLD法(以下, QRM-MLD法)を用いるOFDM MIMO多重において, QRM-MLDによる仮信号分離結果を用いた軟判定ターボ復号後の判定帰還データシンボルを用いる繰り返しチャネル推定法を提案し, 適用効果を計算機シミュレーションにより評価する.シミュレーション結果より, 4送受信アンテナブランチのMIMO多重, QPSK変調, 符号化率R=3/4のターボ符号化を用いた場合に, 提案チャネル推定法を用いることにより, 従来のパイロットシンボルのみを用いたチャネル推定法に比較して, 平均パケット誤り率が10^<-2>を実現するために必要な受信アンテナブランチあたりの情報1ビットあたりの平均受信信号電力対雑音電力密度比(E_b/N_0)を約1.5dB低減できることを示す(12パスレイリーフェージングチャネル, r.m.s.遅延スプレッドσ=0.26μsec, 最大ドップラー周波数f_D=10Hz, 判定帰還チャネル推定繰り返し数2回).

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1574231877099980800
  • NII論文ID
    110003206725
  • NII書誌ID
    AN10013185
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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