変調した白色発光ダイオードの発光特性

  • 出原 昇
    和歌山大学 システム工学部 光メカトロニクス学科 フォトニクス研究グループ
  • 椎名 達雄
    和歌山大学 システム工学部 光メカトロニクス学科 フォトニクス研究グループ
  • 伊藤 昌文
    和歌山大学 システム工学部 光メカトロニクス学科 フォトニクス研究グループ
  • 岡村 康行
    和歌山大学 システム工学部 光メカトロニクス学科 フォトニクス研究グループ

書誌事項

タイトル別名
  • Luminescence Characteristics of Modulated White Light Emitting Diode

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説明

InGaN系白色発光ダイオード(LED)の発光原理から、白色LEDを変調すると、青色光と黄緑色光との間に時間差が生じる。本研究ではパルス、トリガ、ランプそして正弦波によって変調した白色LEDの発振波長特性を明らかにした。パルス変調時、パルス幅によって発光状態は異なり、パルス幅が500nsのとき、青色、白色、黄緑色の順に、パルス幅が60nsのとき、白色、黄緑色の順で発光した。また、トリガ変調では青色、ランプ変調では黄緑色、正弦波変調では白色の発振特性を良く表すことがわかった。白色LEDは変調波形と繰り返し周波数によって青色光と黄緑色光の比率を変化できることがわかった。

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参考文献 (4)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1574231877127644672
  • NII論文ID
    110003182918
  • NII書誌ID
    AA1123312X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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