フェージング環境における広帯域CDMAの解析

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タイトル別名
  • Analysis of Broadband CDMA in Multipath Fading Environment

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説明

無線パーソナル通信における多元接続方式として、米国を中心にCDMAへの期待が高まっている。なかでも、RAKE受信が可能な広帯域CDMAは、耐フェージング性に優れていると言われている。そこで、本報告では、フェージング環境における広帯域CDMAを対象とし、各種送受信方式と周波数利用効率との関係を理論解析による探る。具体的には、送信側での拡散帯域幅、受信側でのRAKE受信にタップ数などを対象にする。解析では、新しくΨ(ms,mN)マップを導入する。Ψ(ms,mN)マップを用いる基本的なアイデアは、フェージングを受けた受信信号のパワーを「平均パワー」と「パワー変動」の2要素に分け、この2要素により周波数利用効率を表す点にある。この手法により、フェージング環境における広帯域CDMAの前潔な解釈が可能となった。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1574231877152348928
  • NII論文ID
    110003282885
  • NII書誌ID
    AN10013298
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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