雑音環境下での音声のSN比の改善

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タイトル別名
  • Improvement of signal to noise ratio for speech under noisy environment

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説明

これまでにマイクロホンアレーを用いた信号分離法を検討してきた。本研究の目的は、上記信号分離法が雑音環境下での音声の雑音の低減と、それにともなう音声認識率の改善に有効かどうかについての検討を行うことである。この方法は、マイクロホンアレー軸に関する到来音波の波長定数が到来方向によって変化する特性を基本的に利用している。雑音環境下での発声した数字音声について、信号対雑音レベルをパラメータとした雑音低減と音声認識の実験を行った結果、信号対雑音レベルが5dB以上であれば、認識率を93%以上に維持出来ることが示され、提示した方法により音声のSN比と認識率の改善に有効であることが確認された。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1574231877152610816
  • NII論文ID
    110003284262
  • NII書誌ID
    AN10164817
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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