書誌事項
- タイトル別名
-
- Quantum Hopfield Network Using Single-Electron Circuits : Hopfield Network Without the Local-Minimum Problem
この論文をさがす
説明
ホップフィールドネットワークは組み合わせ最適化問題を解くための計算手法である。ネットワークのエネルギー関数を最適化問題のコスト関数と対応させ、ネットワークが最小エネルギー状態に収束した状態をみて問題の解を求める。しかし多くのローカルミニマムが存在するため、正解が常に得られるという保証はない。このローカルミニマムの問題を解決するため、単電子回路によりホップフィールドネットワークを構成することを提案する。単電子回路においては、2つかそれ以上の接合においてトンネル事象が同時に(コヒーレントな結合として一体的に)起こる「協同トンネル現象」がある。これを利用すれば、ローカルミニマムのない「量子ホップフィールドネットワーク」をつくることができる。
収録刊行物
-
- 電子情報通信学会技術研究報告. NC, ニューロコンピューティング
-
電子情報通信学会技術研究報告. NC, ニューロコンピューティング 97 (624), 265-271, 1998-03-20
一般社団法人電子情報通信学会
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1574231877214432896
-
- NII論文ID
- 110003232832
-
- NII書誌ID
- AN10091178
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- CiNii Articles