ミューオン起因ソフトエラー評価基盤技術: 実測とシミュレーションに基づく将来予測
研究課題情報
- 体系的番号
- JP19H05664
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 19H05664
- 研究種目
- 基盤研究(S)
- 配分区分
-
- 補助金
- 審査区分/研究分野
-
- 大区分J
- 研究機関
-
- 京都大学
- 研究期間 (年度)
- 2019-06-26 〜 2024-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 203,190,000 円 (直接経費: 156,300,000 円 間接経費: 46,890,000 円)
研究概要
地上に降り注ぐ二次宇宙線粒子によって生じる一過性の誤動作 (ソフトエラー)が集積システムの信頼性を決める最大要因となっている。デバイスの微細化により、ミューオンが中性子に変わってソフトエラーの主要因となるパラダイムシフトが起こり、急速にエラー率が増加する可能性がある。本研究では、集積システムの信頼性確保に向けて、ミューオン起因のソフトエラーを正しく理解・評価する技術を世界に先駆けて確立し、将来デバイスの信頼性動向を明らかにする。基礎物理現象の把握と実測結果の再現性検証によりシミュレーション技術の精度を格段に高め、将来の集積システムの信頼性確保に貢献する。