転作交付金と地代負担力―水田利用と農地市場への影響の解明―
研究課題情報
- 体系的番号
- JP23K27012
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 23K27012
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
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- 基金
- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分41020:農業社会構造関連
- 研究機関
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- 茨城大学
- 研究期間 (年度)
- 2023-04-01 〜 2028-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 18,590,000 円 (直接経費: 14,300,000 円 間接経費: 4,290,000 円)
研究概要
国内主食用米需要の縮小が進む下で、生産力基盤としての水田を維持するためには何を(作物)、どのように(作付体系)、誰が(経営主体)作付けるのかが重要になっている。水田作経営の決定は土地純収益(地代負担力)にもとづいて行われる。そこで本研究では、転作助成交付金が地代負担力の変化を通じて水田利用と農地市場に与える影響を解明することを目的とする。具体的には、①新規需要米の作付拡大によって形成されてきた現状の水田利用が制度変更によってどの様に変化するのか、②交付金が賃貸借だけではなく売買も含めて農地市場にどの様な影響を与えているのか、という2点を地域性に留意しつつ実態調査に基づいて明らかにする。